突然ですが昔の自転車です
自転車も好きです。
と言ってもゴリゴリ走って心肺鍛えるのではありません。
機械として、物としての美しさに魅了されます。
フレームの形状、前後のギア、ディレーラーなどの形が
いーんです。
以前持っていたバイクをご紹介します。
まずこれ クラインQ-PRO CARBON TEAM
一旦ダメになったクラインがトレックと組んで開発した
新アルミ素材z9000てのが売りでした。グイグイ走る
いいマシンです。内臓ケーブル、塗装の超美しさは
ゲイリー・クラインオリジナルの
良さですね。
次がそのゲイリー・クラインのオリジナル、
泣く子も黙るクライン・アドロイト。
未だにこれ以上美しいフレームは思い浮かびません。
マジで超極太フレーム!ステムとハンドルが一体化された
ミッションコントロール1、フルXTR。
かなりの剛性と軽量です。漕げば漕ぐほど進みますが
衝撃を吸収する部分が殆どなく、正直疲れます。
この下位グレードのアティチュードもいいバイクでしたが、
このアドロイトは更に極太でアルミフレームをボロンで
補強するという凝った構造。当時定価だと80万円くらい
したとか。日本国内では数台しか売れなかったのでは。
自分はもちろん中古で手に入れましたが、実際塗装も
とんでもなく凝った美しいものでした。
形だけでいいのでそのまま復刻すればと思います。
そういう昔のデザインで良いものっていっぱいありますが
絶対出さないんですよね。作り手のプライドというか
「オリジナルを自分で」という矜持のようなものが
あるのでしょう。
単なる消費者の自分としては欲しいデザインなら
その辺どっちでも良いんですけどね。
そしてちょい変わりダネ ケストレルEMS500
シートチューブのないフルカーボン製のひし形フレームで
衝撃吸収性を高めています。しかもホイールは26インチ。
こぎ出しも軽く、トライアスロン用マシンですね。
まあトライアスロン、やったことありませんけど。
ミニベロも好きです。2台。
まずバイクフライデー・ポケットロケットプロ。
身長や足の長さ、リーチなどを採寸してセミオーダーで
作ってもらうアメリカ・オレゴン製の折りたたみミニベロ。
ハンドルポストとステムが一体化したのが特徴。
複雑な折りたたみ方式もよく考えられていました。
15年くらい前で、折りたたみミニベロはBD-1かブロンプトン
くらいしかありませんでしたが、これは東京に2軒ほどしか
注文できるショップがありませんでした。
ケチな私はそこであえてアメリカの本社へオーダー。
値段も安く、FEDEXで送られてきました。
もう一度欲しいくらいの逸品です。
そしてクワハラ・ガープ。2003年ごろ発表と同時に購入。
ちょっと重く、フロントとリアのサスも気になったので
ロックショックスSIDなどに交換。ハンドルやステムも
軽量なものに。リアディレーラーはPAULに。気に入って
しばらく乗っていましたが、
バイクフライデーほどではなかったです。
いや自転車って本当に美しいですねー。
また今度現在のバイクをご紹介します。