並行輸入中古、そのワケはTDV6
ハンドルネームにもなっている私の車ディスカバリー3は
BMWがランドローバー社を売却後、フォード傘下開発の
クルマです。実はBMW傘下より壊れにくくなっています。
お色はボナティ・グレーという名前。要はガンメタですね。
気取った所が実に英国車らしいところです。
ゴツゴツカクカク無骨ですが。
サイドはこんな感じ。つるんとしています。
そして外観は暗めですが、中は明るいんです。
各座席の上にガラスルーフ。つまり三列目のシートが
内蔵されています。7人乗り。
カーナビも付けました。この年式のクルマはDVDカーナビしか
つかず、大変でした。型落ち中古ですがフルセグメモリナビ。
見てわかると思いますが、メーターはマイル表示。つまり、
このボナティ号、並行輸入の中古車です。更に走行およそ
9万キロ。「なんでそんなものを」とお思いでしょうが、
次がそのワケ。
そうなのです。ボナティ号は珍しいマニュアル車なのです。
現行ディスカバリー4は本国でもマニュアル仕様が存在せず、
少々走行距離がいっていても構わないとこれにしました。
実用無視の単なる趣味です。そしてもう一つの理由が。
TDV6、お分かりの方はなかなかの好き者。フォード製
2.7リッターのターボディーゼルエンジンです。
アイドリングは賑やかにガラゴロ言いますが、昔のような
キンキンした金属っぽい音はなく、速度を上げると
驚くほど静かです。120km/hでも回転は2000程度。
わざわざ多走行のマニュアル車にしたのは、この
クリーンディーゼルエンジンが最大の目当てなのです。
道具「っぽさ」が魅力です。